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イマイのコラム
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スポーツの夏
2016/09/16
この夏はスポーツの話題で持ちきりでした。私自身は興味がないのですが、そんな私にもたくさんの情報が入ってきました。リオのオリンピック・パラリンピックでの日本人の活躍の報道や、各国選手たちの奮闘が報じられ、またスポーツマンシップの感動も耳に入ってきました。

銀メダルでごめんなさいと言った吉田沙保里選手は、ある意味「かわいそう」と思いますし、逆に「すごい力でうらやましい」とも思います。金メダルを絶対視されること自体がかわいそうであり、そのプレッシャーの中で闘える精神力の強さはうらやましいです。

柔道はじめ、たくさんの競技がメダルを期待され、今回はたくさんのメダルをとってきましたが、メダルの数をカウントすることには意味がないのではないかと思います。出場できるだけでも大変な名誉ですし、そこで力を出せることもすばらしいです。メダルの数はわかりやすい尺度ですが、メダルを取れなかった人たちにもエールを送るべきですし、称賛されるべきだと思います。

また、プロ野球セリーグでの広島の優勝…25年ぶりの優勝ということで、大盛り上がりだったようです。広島カープの場合は県や市が経営し親会社がないため、他の球団に比べて地域色が強くファンの思いも強いのだと思います。優勝決定の日に、泣きながら応援しているファンの姿をテレビでたくさん見ました。確かに25年ぶりということになれば盛り上がりますね…。

また毎年のことではありますが、高校野球も盛り上がりました。高校野球の場合には、勝たないと次の試合はありません。負けた時点で終了ということで、みんな真剣勝負です。来年も出場できるかもしれませんがその確率は低く、かつ高校3年間で出られる可能性ということを考えると「また来年頑張れば…」という生徒はいないでしょう。アウトになりそうでも、最後まで全力で走り抜ける姿が感動的です。

さだまさしの歌に「甲子園」というものがあります。「たったの一度も負けないチームはひとつだけ(中略)敗れて消えたチームも負けた回数はたったの一度だけ」という歌詞で、「そうか、負けた回数は一回だけなんだ」と気づかされました。