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イマイのコラム
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映画を観ました
2016/11/28
10年ぶりくらいに映画館で映画を観ました。まずは「君の名は。」…すごく話題になっており、かつ飛騨市が舞台となっているとのことで興味を持ち、映画館に行ってきました。ほんとに久しぶりだったため、映画の始まる前の宣伝で「なんて大音響なんだ」とびっくりしました。

映画が始まると、映像のきれいさと音楽の良さ感動…もちろんストーリーも面白く、スマホの日記でのやり取りなんて現代的だなと感じました。山の中の出来事ではありますが、東日本大震災を思い起こさせるような描写もありました。大人気のため、ロングランでの上映作品となった理由はよくわかります。韓国や中国でも人気が出ているようです。

次に「この世界の片隅に」…これも新聞記事などで話題になっており、「君に名は。」を観た余韻というか勢いで観てみました。広島と呉が舞台ということで原爆が大きく取り上げられると覚悟していましたが、原爆の描写より呉への爆撃のシーンのほうが多く、かつ残酷でした。爆撃で何もなくなった呉の町は、やはり東日本大震災を思い起こさせるものでした。

「君の名は。」と比較すると柔らかなタッチの映像で、音楽もほんわかした感じでした。エンドロールにクラウドファンディングで出資した人々の名前が次々と出てくるのですが、その背景に鉛筆書きのようなタッチで遊女のりんさんのストーリーが書かれていて、それもよかったです。

NHK-BSで放送されたものを録画してあったため、「桐島、部活やめるってよ」も観てみました。部活をめぐり、スター選手とその他大勢の葛藤を描いていて、かつ主役のはずの桐島くんは画面には一切出てこないという不思議な青春ドラマです。

野球部の部長は3年生の夏が終わっても部活を辞めず、ドラフト会議が終わるまでという期限を自分で決めています。弱小チームのキャプテンで、本人の能力も高くないにも関わらず自分の置かれている状況の中で最大の努力をしつつ夢をあきらめきれない…ちょっとしたシーンやちょっとしたセリフでこのような状態を表現できているのが、素晴らしいと思いました。映画部も他の生徒からは馬鹿にされつつ、自分の興味あることに突き進んでいます。能力があるにも関わらず努力をしていない菊池くんが、情けなくて自分に腹を立てて泣いてしまうシーンが忘れられません。

最後に「2001年宇宙の旅」です。これはアマゾンプライムで無料でダウンロードできたので、タブレット端末で観ました。超有名作品なので一度観てみたいと思っていましたが、なかなか機会がなかったため今回チャレンジしました。宇宙船の乗組員の一員としてHALという名のコンピュータが選ばれますが、その任務に疑問を持ち他の乗組員を殺してしまいます。唯一残った船長がHALの電源を落とすことに成功し命は助かるというストーリーではありましたが、はっきり言って「よくわからん…」という感想です。

最初のサルのくだりも長く、また最後のホテルのような空間での生活がまったく意味が分からない…私には哲学的な表現が理解できませんでした。ただ映像と音楽はきれいで、ずいぶん昔の映画なのにとってもきれいな映像でびっくりしました。リマスターできれいにしてあるとは思いますが、これには驚きでした。