ゴールデンウィークを利用して、博多と別府に行ってきました。県営名古屋空港から福岡空港までFDAでひとっ飛び。博多どんたくで賑わう博多駅まで地下鉄で二駅…と、あっという間に博多に着きました。博多どんたくという祭りがあることは知っていましたが、何が行われているか全く知らずに観光したところ…街中でプロや市民の歌や踊りが披露され、パレードが行われるというものでした。

このように説明すると「なんだかなー」という感じですが、街中の各所にステージが作られ、たくさんの人で埋まっていました。「お祭り騒ぎ」という言葉がぴったりなイメージです。もちろん、もつ鍋にとんこつラーメン、いか刺しなど、おいしいモノもたくさん食べてきましたよ。

博多で二泊した後、JRで別府へ移動、路線バスに乗って鉄輪温泉へ向かいました。まず驚いたのは、街のあちこちから揚がる湯けむりです。いろんな温泉地に行きましたが、これは初めての光景です。地獄めぐりの観光もしましたが、赤い湯、青い湯、タバコの煙に反応する湯など、不思議な光景ばかりでした。翌日は朝一番で蒸し湯も体験し、地元の共同浴場にも入ってきました。もちろん泉質は抜群です！

その後は、ちょっと足を伸ばして明礬温泉へ。ガイドブックに載っていた「奥みょうばん山荘」に路線バスで向かいました。バス停から山道を5分ほど歩かなくてはならず、山荘の女将さんに歩いてきたことに驚かれました。旦那さんがこだわった温泉はとても気持ちが良く、お二人の優しさがにじみ出ているようでした。

最終日には別府駅近くのホテルで宿泊。ホテルの温泉も気持ちが良く、別府温泉のクオリティの高さがわかりました。遅めの昼ご飯に餃子を食べ、早めの夕ご飯に鮮魚を食べました。どちらもガイドブックに載っている有名店でしたので、とってもおいしくいただけました。翌朝は竹瓦温泉に入りましたが、地元の人にも愛されるディープな温泉でした。

熊本の震災の報道が多くありましたが、大分も多くの被害を受けて大変だったようです。特に観光客が遠のいたことは、観光を主な産業の一つとしているこの地域には大変な影響を与えたようです。行ってみて初めて知ることも多くあり、実りある旅行となりました。