マンガ「ワンピース」を読みました。中学3年生の甥から借りて、全巻（まだ完結していませんが）一気読みしました。60冊以上のマンガですので時間はかかりました…。

読んでみようと思ったきっかけは2つ…1つは、高速道路のサービスエリアやスーパーの店頭などでぬいぐるみやフィギアなどをよく見かけ、特に「チョッパー」がかわいいなぁと思っていた事。もう1つは、テレビ番組の中でワタミ会長の渡邉美樹さんが書斎に数冊のワンピースを持っている事が放送され、あの人も読んでいるなら私も読んでみたいと思った事です。

主人公ルフィが仲間を集めながら海賊王になるという荒唐無稽の内容ですが、これが面白い！戦闘シーンありギャグありの、少年マンガの真髄を行くマンガです。特にルフィは、どんな事があっても仲間を信じ抜き、そのために仲間を裏切る事を知らない…そんなルフィなので、仲間もルフィのために自分の力を精一杯出していく。こんなストーリーが貫かれているので、希薄な人間関係の今、売れに売れているんだろうと思います。

読み進めているうちに「え！そうなの」と思う事がいくつかありました。最大の驚きが「チョッパー」がトナカイだった事。尚かつ医者で船医としてルフィの仲間になっている事。いざという時には変身して強い力を発揮する事など、単にかわいいなぁと思っていたキャラクターの本当の姿を知りました。

ユニバーサルスタジオジャパンに遊びに行った時にエースと白ひげのモニュメントがあり、両者の死を悼み建てられたとの事だったのですが、マンガを読んでいなかった私にはピンと来ませんでした。でも、今なら又違った目で見る事ができると思います。「あしたのジョー」で力石徹が死んだ時にファンが葬式を行なったのと同じような感覚なんだと思います。

第1巻の発売が1997年12月であり、最新64巻が2011年11月に発売という事で、あしかけ14年にわたる連載で人気絶頂のワンピース…今でも第1巻が売れ続けているという珍しいマンガです。まだ完結は見えませんが、お薦めのマンガです！