今年も1年ありがとうございました。

コロナが収束するかと思いきや、第7波、第8波と襲ってきて安心できない1年でした。「ウィズコロナ」とか「新しい生活様式」として、感染拡大を抑えつつ、経済活動を止めない施策を打っているため、旅行や宴会なども少しずつ復活しています。その分、支援金や助成金がなくなり、より一層、窮地に立たされている事業者も増えています。

諸外国のインフレと円安の影響などで、物価がどんどん上がっています。自分の売上単価も上げることができる事業者は良いのですが、そうとは限りません。この傾向は来年も変わらないと思われます。

ゼロゼロ融資の返済が始まると、とたんに資金繰りが悪化するケースも考えられます。当初の予定では、返済が始まる頃にはコロナも収束し、景気も復活しているかと思われましたが、そうはなっていません。

ロシアのウクライナ侵攻だけでなく、ミャンマーやイランの民主化デモ、中国国内のゼロコロナ政策への不満と中国の対外政策など、国際的にも「いつ」「何が」起こるかわからない様相となっています。遠い外国の出来事で、自分たちの生活に大きな影響が出てしまう時代です。

来年はどんな年になるかまったく予想ができませんが、より良い年になるよう祈念します。