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鳥展に行ってきました
2025/6/9
名古屋市科学館において開催されている「鳥展」を見学しました。3月15日から6月15日までのイベントで、本来ならば3月中もしくは4月には行ってみたかったのですが、なんとなくチャンスがなく、閉幕ギリギリのタイミングで行くことができました。
川上和人さんの日経新聞の連載コラムを楽しく拝見しており、その中で鳥展のことを知りました。名古屋開催のことを新聞の広告で知り、「是非とも」と思っていたにもかかわらず、ようやく足を運ぶことができました。
展示内容の量に圧倒され、細かな分類を教えていただける展示でした。恐竜との共通項から進化の過程を知り、環境の変化に応じて進化をしてきたため、多種多様な鳥がいることを知ることができました。
展示内容の一番最初には絶滅した鳥のことが展示され、私たちになじみ深いものとして、朱鷺やコウノトリが紹介されていました。私が疑問に思ったのは、鳥に限らず野生生物は「何匹、何羽になった時に絶滅とされるのか」ということです。もちろん最後の1匹が死んだ時には絶滅であることはわかりますが、例えば10匹の時点で、(ヒトが助けることなく)自然繁殖で増えるものなんでしょうか?
今でも絶滅の危機に瀕している動植物は多いと思いますが、それを助けた時に、人間にとっての意味や意義はどうなんでしょう…。自然を守るための行動はどうしたら良いのでしょうか?
話は変わりますが、6月4日の新聞記事に「2024年の日本の出生数が70万人を割り込んだ」という記事がありました。経済状況や若者の意識の変化、結婚年齢の上昇など様々な理由はありますが、子どもを産み育てる環境が良くないことは確かです。
このままでは「日本人」の人口がどんどん減少していくことは目に見えています。高齢化の中、経済を回していくための労働者人口をどのように確保していくのか、年金や健康保険制度をどのように維持していくのかが政治に求められています。
「日本人」という分類もどのように線引きするのか、区分するのかわかりませんが、「日本人の絶滅」という時代が来るのかも知れません。
川上和人さんの日経新聞の連載コラムを楽しく拝見しており、その中で鳥展のことを知りました。名古屋開催のことを新聞の広告で知り、「是非とも」と思っていたにもかかわらず、ようやく足を運ぶことができました。
展示内容の量に圧倒され、細かな分類を教えていただける展示でした。恐竜との共通項から進化の過程を知り、環境の変化に応じて進化をしてきたため、多種多様な鳥がいることを知ることができました。
展示内容の一番最初には絶滅した鳥のことが展示され、私たちになじみ深いものとして、朱鷺やコウノトリが紹介されていました。私が疑問に思ったのは、鳥に限らず野生生物は「何匹、何羽になった時に絶滅とされるのか」ということです。もちろん最後の1匹が死んだ時には絶滅であることはわかりますが、例えば10匹の時点で、(ヒトが助けることなく)自然繁殖で増えるものなんでしょうか?
今でも絶滅の危機に瀕している動植物は多いと思いますが、それを助けた時に、人間にとっての意味や意義はどうなんでしょう…。自然を守るための行動はどうしたら良いのでしょうか?
話は変わりますが、6月4日の新聞記事に「2024年の日本の出生数が70万人を割り込んだ」という記事がありました。経済状況や若者の意識の変化、結婚年齢の上昇など様々な理由はありますが、子どもを産み育てる環境が良くないことは確かです。
このままでは「日本人」の人口がどんどん減少していくことは目に見えています。高齢化の中、経済を回していくための労働者人口をどのように確保していくのか、年金や健康保険制度をどのように維持していくのかが政治に求められています。
「日本人」という分類もどのように線引きするのか、区分するのかわかりませんが、「日本人の絶滅」という時代が来るのかも知れません。